藤田藤太郎さん（1911）は、秋田県平鹿郡山内村に生まれ、子供の頃、父親から昔話や村のいいつたえを聞いて育ちました。
その後、山内杜氏となり、銘酒を造りました。藤太郎さんは酒造りの「米とぎ唄」「酒母つくり唄」「仕込み唄」など民謡（業唄）もたいへん上手な方です。
昭和60（1985）年、國學院大學民俗文学研究会の秋田県平鹿郡山内村口承文藝採訪との出会いによって、子供の頃に聞いた昔話や村のいいつたえ約15話を語りました。
藤田藤太郎さんの話は、『秋田県平鹿郡山内村昔話集』（國學院大學民俗文学研究会編「傳承文藝」17号）にまとめられています。

語りは、mp3の形式で録音されています。
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