永沢清さんの語る幻の井戸と金花山のお話です。 聞き手は、遠藤庄治さんです。

梗概

むかし武士が戦山で戦って敗れだと。ほして戦山に古いガンタヤマあんのよ。  その戦ったどぎの刀やそうゆうものをガンタの中に入っているような噂ばなしをきいだごどはあっけんちょも。  石ガンタ山あんの、その中にあるんぢゃねえがどいう話がある。  そこに幻の池つうのあんの。これはいっかい見だら二度とみらんにぇ井戸。  われわれは見だごどないんだ。  見だ人はたしかに何人かいるんだげんちょ、後で行ってみっとそごにねえって。  どれぐらい深いんだがわがんねえんだ。  今そごに金花山って山、キンカも仙台あだりの金華山でなぐ「花」なんだよナ。  そうゆう神、祀ってあんだよナ。  こっから一里半くらいの行ったどごろの長泥部落がらは簡単に登らえるように、道路も出来でる。  もどもどそこさ、なにが石は建だってだらしいんだよね。  そいづが金花山って名前で今お堂も出来でんで、あんめえべが。

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