鈴木ハツさんが語る新潟県十日町市松代町のカチカチ山です

梗概

鈴木ハツさんの語るカチカチ山には、前半の「狸の婆汁」のエピソードがありません。 「ウサギが冬近くなって小屋を作ろうとカヤを刈っていると熊が来ます。 ウサギは熊にカヤを背負わせて火をつけた上で、やけどになんばん味噌を塗り、 さらには一緒に魚とりをして、熊の土の舟を沈め、それからウサギと熊は草を刈って、 仲良く暮らした」という話です。 狸のかわりに登場する熊を、いたずらなウサギが一方的にからかうトリックスター譚で、 カチカチ山の原型をしめす話です。途中、記憶の途切れる箇所もありますが、 細部までゆきとどいた、すぐれた語りだと思います。 1982年の記録で、聞き手は当時専修大学の学生だった柳均さんです。

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